![]() Method of manufacturing enameling steel sheet excellent in adhesiveness
专利摘要:
公开号:WO1991001390A1 申请号:PCT/JP1990/000928 申请日:1990-07-18 公开日:1991-02-07 发明作者:Kazunori Osawa;Susumu Satoh;Hideo Abe 申请人:Kawasaki Steel Corporation; IPC主号:C21D8-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 密着性に優れたほうろう用鋼板の製造方法 技 術 分 野 [0002] この発明は、 ほうろう メーカーでとく に前処理として硫酸酸 洗や Niフラ ッ シュなどを行わなくて済むほうろう釉薬を用いた 場合であつても良好な密着性を有するほうろう用鋼板の製造方 法に関するものである。 [0003] 背 景 技 術 [0004] ほうろうは、 鋼板表面にガラス質を焼き付けた不燃性材料で- 耐熱性をはじめとして、 耐候性、 耐薬品性、 耐水性および耐汚 染性など種々の特性を備える他、 表面が美麗であるという特長 がある。 こ こにかかるほうろうの鋼板素地については、 焼成歪 み特性、 耐つまとび性、 密着性および耐泡 · 黒点欠陥性などの 他、 用途によってはプレス成形性も要求されるが、 これらの諸 特性の中でもと く に密着性は、 耐つまとび性と並んで重要な特 性である。 [0005] 従来、 ほうろう用鋼板としては、 上記のような特性を満足す るものとして脱炭キヤ ップド鋼が用いられていた。 この脱炭キ ヤ ッ ド鋼は、 造塊 · 分塊工程を経たのち、 熱間圧延ついで冷 間圧延後、 オープン · コイル焼鈍法で脱炭脱窒されて製造され る。 しかしながら現在の鉄鋼業の製造プロセスでは、 省エネル ギー、 省コス ト化の観点から連続铸造および連続焼鈍といった 連続化が進められており、 上記のような脱炭キヤ ップド鋼を素 材とする製造法、 製造工程は、 すでに過去の製造プロセスとな りつつある。 [0006] ところでこの連続铸造法で、 耐つまとび性、 密着性およびプ レス性に優れた鋼板を製造するには、 C含有量を 0.005 wtM (以下単に%で示す) 以下まで低減した極低炭素鋼を素材とし、 たとえば特開昭 61— 276958号、 特公昭 54— 3446号各公報に開示 されているように、 Tiまたは Bを添加して製造されていた。 力、 ような連続铸造製ほうろう用鋼板の使用される用途はほとんど、 第 3図に示すような、 酸洗減量にして 20〜100 g/m2になるよう に硫酸酸洗し、 鋼板表面に約 1 zm 単位の凹凸を形成させ、 ま たさらには Niフラッシュを施して、 硫酸酸洗で形成した凸部の 頂点に金属 Niを 0.1〜5.0 g/m2析出させ、 ついで密着性促進酸 化物である NiO, CoOをそれぞれ約 0.5%程度含有させた下引き 釉薬 (グラン ドコー ト) を施釉 ·焼成した一回掛けほうろう、 さらにはその上に重ねて上掛け釉薬 (力バーコ一ト) を施釉し た二回掛けほうろう等であり、 良好な密着性 {PEI 密着指数 > 80 ¾ : PEI [P.E. I. (米国ほうろう協会) が推奨する密着試験 方法 (ASTM : C313— 59) ] } を備えている。 [0007] ところが現在のほうろう メーカ一においては、 上記のような 処理加工に替えて、 第 2図に示したように、 前処理作業として アル力 リ脱脂のみを行い、 その後の硫酸酸洗 · Niフラ ッ シュを 行わず、 直接、 密着性促進酸化物である Ni O, CoOをそれぞれ約 1. 0 %含有させた下引き釉薬 (グラン ドコー ト) を施釉し、 焼 成するほうろう加工方法が主流となりつつある。 すなわち、 ほ うろう メーカーにとっては、 前処理工程がいらず、 なおかつ前 処理液の廃液処理も不要となり、 大幅なコス ト削減につながる ことから、 この方法が有利なわけである。 [0008] しかしながら、 この種の釉薬を使用したほうろう加工方法が 施された場合、 連続铸造製ほうろう用鋼板は、 脱炭キャ ップド 鋼に比較して密着性が著しく劣るところに問題を残していた。 とく に下引き一回掛けの段階では良好な密着性を示していても、 二回掛けほうろう うの段階になると極端な密着性の劣化を生じ ていたのである。 [0009] 発明 の 開 示 [0010] この発明は、 上記の問題を有利に解決するもので、 プレス成 形性、 耐つまとび性等の特性を損ねることなく、 しかも上述し たアル力 リ脱脂のみの工程でも従来の脱炭キヤ ップド鋼 1 同等 またはそれ以上の密着性を有するほうろう用鋼板の有利な製造 方法を提案することを目的とする。 [0011] すなわちこの発明は、 ほうろう用冷延鐧板を製造するに際し、 所定の成分組成に調整した連続铸造スラブに、 常法に従って熱 間 延および冷間圧延を施し、 ついで再結晶焼鈍後、 成形加工 を施すに先立ち、 酸洗処理を施すことからなる密着性に優れた ほうろう用鋼板の製造方法である。 [0012] この発明において、 酸洗処理における酸洗減量は、 0. 1〜20. 0 g/m2の範囲とするのが好ましい。 [0013] なお第 1 図に、 この発明に従うほうろう板の製造工程をフロ —チャー トで示す。 [0014] 以下、 この発明の基礎となった実験結果について説明する。 〔実験 I〕 [0015] 第 1表に示す成分組成からなり、 かつ同表に示す製造工程に よって製造された 4種の冷延 ■ 焼鈍後のほうろう用鋼板 (第 1 表中、 鋼 A〜Cは連続铸造鋼、 鋼 Dは脱炭キャップド鋼) を、 50°Cの 5 % HC 1 水溶液中で酸洗減量が 0. 5g/m2になるように酸 洗し、 ついで圧下率 0. 5 %の調質圧延を施した後、 Ni 0, CoOを それぞれ 1. 3%, 0. 8 %含有した市販の下引き釉薬を膜厚が 100 Hi m になるように施釉し、 160°Cで 10分間の乾燥後、 830°Cで 3分間焼成した。 その後、 市販の上掛け釉薬を膜厚が 100〃m になるように施釉し、 160°Cで 10分間の乾燥後、 800°Cで 3分 間焼成した。 [0016] かく して得られたほうろう板の密着性について調べた結果を 第 2 に不す o [0017] なお比較のため、 焼成後に HC 1酸洗を行わなかった鋼板につ いても密着性の調査を行い、 その結果も第 2表に併記した。 [0018] 第 1 表 [0019] Oi [0020] *1) cc [0021] ネ 2) CAL 連続焼鈍 [0022] *3) BA 箱 焼 鈍 [0023] U) Capped キヤップド鋼 [0024] *5) OCA 脱炭脱窒焼鈍 (オープンコイル焼鈍) [0025] 第 2 表 [0026] [0027] *発 明 法 [0028] 同表より明らかなように、 いづれの鋼種についても、 焼鈍後 に HC 1酸洗を行った板の方がほうろう密着性は良好であつた。 次に、 第 1表中の鋼板 Aを用いて、 ①焼鈍一酸洗後、 または ②焼鈍—圧下率 : 1. 0 %のスキンパス圧延一酸洗後にそれぞれ、 ポンチ直径 : 100 mm, 絞り比 : 1 . 5 の円筒絞りを行ったもの、 ならびに③焼鈍—スキンパス圧延一円筒絞り一酸洗を行ったも のそれぞれに、 上述のほうろう加工を施して得たほうろう鋼板 の耐つまとび性、 泡欠陥発生状況および耐 2次加工脆性につい て調査した結果を第 3表に示す。 [0029] ここに耐つまとび 1ェは、 1 0個のサンプルにほうろう加工を施 し、 1 60 °Cの恒温槽に 1 0時間装入したとき、 つまとび欠陥が発 生したサンプル個数で評価した。 また泡欠陥については、 焼成後の外観を目視で観察し、 欠陥 の有無で判定した。 [0030] さらに耐 2次加工脆性は、 酸洗処理後のサンプルを一 60°Cの (アルコール + ドライアイス) 液に 10分間浸漬したのち、 5 kg の錘を高さ : 80craから落下させ、 このとき割れが発生したサン プル個数で評価した。 [0031] 第 3 表 [0032] [0033] 同表より明らかなように、 プレス加工前に酸洗処理を施した サンプルは、 プレス加工後に酸洗処理を施したものより も、 つ まとび欠陥、 泡欠陥および 2次加工割れいずれの発生も少なか つた。 [0034] 〔実験 I〕 [0035] 前掲第 1表に示した鐧種のうち、 鋼 Aについて、 70°Cの 10 HC 1 水溶液中で酸洗減量が 0. 05〜33. 05 g/m2となるように酸洗し、 ついで実験 I と同様のほうろう加工を施した。 [0036] かく して得られたほうろう板の密着性について調べた結果を、 酸洗減量との関係で第 3図に示す。 [0037] 同図より明らかなように、 酸洗減量が 0. 1〜20. Og/m2の範囲 においてとりわけ良好な密着性が得られた。 [0038] この発明に従い、 焼鈍後に酸洗処理を施すことによって密着 性が向上する理由は、 まだ明確に解明されたわけではないが、 次のとおり と考えられる。 [0039] 連繞铸造製ほうろう用鋼板の場合、 耐つまとび性およびプレ ス成形性などを確保する目的で、 Tiや B等の元素が添加されて いるが、 これらの元素は一方で酸化物を形成し易いので、 焼成 時、 鋼板表面に酸化膜を形成してしまう。 このような酸化膜を 有する鋼板では、 ほうろう釉薬の施釉後における焼成において、 鋼板と釉薬との界面反応 (ほうろう層への Feの溶出) が不十分 となり、 良好な密着性が得られないものと考えられる。 実際、 発明者らの実験でも、 1 回掛けのようなほうろう膜厚が薄い場 合にはかろう じて密着していたものの、 2回掛けのようなほう ろう膜厚が厚い場合にはほうろう膜ははく離を生じた。 [0040] これに対し、 成形加工前に軽酸洗を施すと、 鋼板表面が活性 化され、 それによつて鋼板一ほうろうの界面反応が促進される 結果、 結合力が強化され、 ひいては密着性が向上するものと考 えられる。 [0041] またプレス加工後に酸洗処理を行ったものでは、 つま とび欠 陥や泡欠陥、 2次加工割れが発生し易かったのは、 プレス加工 で付与される歪量はスキンパス圧延におけるそれより もはる力、 に大きいので、 その後に酸洗した場合、 酸洗液中の水素が鋼板 中に侵入し易くなり、 この水素によって、 [0042] i ) 耐 2次加工脆性の劣化が助長される、 [0043] ϋ ) ほうろう焼成中に歪みが解放されると、 鋼板からほうろう 層へ水素が放出され、 ほうろう層中に気泡を形成し泡欠陥を 発生させる、 [0044] iii ) ひいてはつまとび欠陥を発生させる [0045] ことによるものと考えられる。 [0046] なお酸洗減量が、 或る一定値を超えるような過度の酸洗処理 では、 かえって密着性が劣化するのは、 鋼板表面に酸洗生成物 (スマツ ト) が付着することによるものと考えられる。 [0047] 次に、 各製造工程について具体的に説明する。 [0048] 鋼板組成 : [0049] この発明は、 基本的に連続铸造製のほうろう用鋼板に適用さ れるものであるが、 脱炭キヤ ップド鋼への適用を妨げるもので はない。 また成分組成については、 とく に限定されることはな く、 J I S G 3133に示されているような化学組成のほうろう用鋼 板であれば良い。 なお成分組成中、 とく に C含有量については、 C : 0. 008 %以下とするのが好ましい。 というのは Cは侵入型 固溶元素であり、 含有量が 0. 008 %を超えて多量に含有される と材質の著しい硬化を招くだけでなく、 ほうろう焼成中に C02 ガスを発生し、 泡欠陥の生じるおそれが大きいからである。 熱延、 冷延条件 : [0050] この発明において熱延はとく に規制するものではなく、 通常 の Ar 3変態点以上の温度で熱間圧延を終了しても、 また Ar 3 変 態点以下の低温仕上げを行ってもほうろう特性にはあまり影響 はないが、 鋼板の機械的特性を重要視する場合には、 熱延仕上 げ温度は Ar 3変態点以上にするのが望ましい。 また、 巻取温度 については機械的特性を確保したい場合には高温とく に 500°C 以上とするのが好ま しい。 しかし 700°C以上の巻取温度ではス ケ一ル層が厚く なり、 脱スケール性 (酸洗性) が低下するこ と から上限は 700°C程度とするのが望ま しい。 [0051] さらに冷延条件もまたこの発明では規定するものではないが、 機械的特性とく に絞り性 ( r値) の良好な冷延鋼板を製造する 場合には、 冷延圧下率を 70 %以上とするのが好ましい。 [0052] 焼鈍条件 : [0053] この発明においては、 再結晶焼鈍についてとく に規制はしな い。 すなわち箱焼鈍、 オープン · コイル焼鈍、 あるいは連続焼 鈍を適用しても、 何ら密着性等のほうろう特性、 機械的諸特性 に悪影響を及ぼすことはないことからである。 とはいえ、 焼鈍 温度は再結晶温度以上、 Ac 3変態点以下の温度域が好ましい。 というのは、 再結晶が完全でないと加工性が著しく劣化し、 プ レス加工等を行った場合にプレス割れが生じ易くなり、 一方、 Ac 3変態点超の温度では再結晶集合組織がランダム化し、 絞り 性が低下するからである。 [0054] 酸洗 : [0055] 焼鈍後、 成形加工前に酸洗を行う ことが、 この発明の最大の 特徴であり、 かかる酸洗処理を施すことによって下引き一回掛 けほうろうにおいても、 また通常、 著しい密着性の劣化を招く 二回掛けほうろうにおいても、 優れた密着性を得ることが可能 となる。 かかる酸洗処理は、 前述のように密着性に有利なほう ろうの反応層が得られるように鋼板表面を活性化すればよく、 従ってとく に酸洗液の温度、 濃度、 酸洗時間は規制しない。 ま た酸洗液は、 HC 1, H 2 S04水溶液でもよく、 とく に酸の種類は規 制しない。 [0056] さらにほうろう メ一力一で行われる成形加工以降のほうろう 加工に先立って鋼板メーカーで酸洗処理を行う理由は、 前述し たとおり、 成形加工で付与される歪量はスキンパス BE延におけ るそれより もはるかに大きいので、 その後に酸洗した場合、 酸 洗液中の水素が鋼板中に侵人し易くなり、 この水素によって、 種々の弊害が発生し易くなるからである。 かかる酸洗処理において、 酸洗減量が 0. l g/ra2に満たない程 度では酸洗効果が小さ く、 一方 20. 0g/m2を超えるようになると 鋼板表面への酸洗生成物の付着量が多く なってかえって密着性 の劣化を招く ので、 酸洗減量は 0. 1〜20. 0 g/m2とするのが好 ま しい。 [0057] 調質圧延 : [0058] この発明において、 調質圧延は密着性に関して特に影響を及 ぼすものではないが、 鋼板の形状矯正を行うためには有用であ る。 処理条件としては、 通常の圧下率、 張力、 通板速度で十分 'め 。 [0059] 上述したようなこの発明に従う製造工程で製造されたほうろ う用冷延鋼板は、 連続铸造製であっても、 従来の脱炭キャ ップ ド鋼と同等、 またはそれ以上の密着性をそなえるものとなる。 図面の簡単な説明 [0060] 第 1 図は、 この発明に従うほうろう板の製造工程を示すフロ 一ナヤ一 卜、 [0061] 第 2図は、 硫酸酸洗および Niフラ ッシユエ程を省略したほう ろう板の製造工程を示すフローチヤ一ト、 [0062] 第 3図は、 硫酸酸洗、 またさらには N iフラ ッ シュ工程をそな えるほうろう板の製造工程を示すフローチヤ一ト、 [0063] 第 4図は、 酸化減量と PE I 密着率との関係を示したグラフで ある。 [0064] 発明を実施するための最良の形態 [0065] 第 4表に示した化学組成の連続铸造スラブ (鋼 E〜H ) およ び造塊スラブ (鋼 I ) を、 1200°Cで 3時間加熱保持し、 粗圧延 で板厚 : 30mmのシー トバ一とした後、 仕上げ温度: 880°Cの条件 下に熱間タンデム圧延を施して、 板厚 : 3. 5腿の熱延板とし、 [0066] 620°Cで巻き取った。 脱スケール後、 4スタ ン ドの冷間圧延機 で板厚: 0. 8mmの冷延板としたのち、 連続焼鈍ラインに通板し、 加熱速度 : 10°C /s、 均熱温度 : 830 °C、 均熱時間 : 2秒〜 5分 間、 冷却速度 : 15°C /sのヒー トサイクルで再結晶焼鈍を行った [0067] (なお鋼 I は 670°C, 10時間の脱炭 · 脱窒のオープン ' コイル 焼鈍で再結晶焼鈍を行った) 。 [0068] 次いで HC I酸洗液を用い、 濃度 : 10 % , 温度 : 60°C, 浸漬時 間 : 15秒〜 10分の条件で酸洗処理を施し、 または施さなかった 鋼板に、 圧下 : 0. 4〜1. 3 %の調質 E延を施した。 [0069] その後これらの鋼板に、 前掲第 1 図に示した工程に従い、 ほ うろう前処理 (アル力 リ脱脂のみ) 、 ついで市販の Ni 0, CoOを 多量に含有した下引き釉薬を膜厚 : l OO ^ mになるように施釉し たのち、 840°C, 3分の焼成を施した。 さらにそれらのほうろ う板に市販の上掛け釉薬を膜厚 : 100 mになるように施釉し、 800°C , 3分の焼成を施した。 かく して得られた製品板について、 PEI 密着試験 〔 P. E. I. (米国ほうろう協会)が推奨する密着試験方法 (ASTM: C13-59)) を施して、 ほうろう密着性を測定した結果を第 5表に示す。 [0070] また番号 16〜35の鋼板に いては、 ①焼鈍一酸洗、 ②焼鈍一 スキンパス圧延一酸洗ののち、 それぞれボンチ直径 : 1Q0 ram、 絞り比 : 1.5 の円筒絞りを行ったもの、 ③焼鈍一スキンパス圧 延-円筒絞り一酸洗を行ったものをそれぞれ 10個準備し、 上述 のほうろう加工後に目視観察を行って泡欠陥の発生した円筒絞 りカ ツプの個数を求めた結果も第 5表に併せて示す。 [0071] なお番号 34, 35については、 スキンパス圧延を施さなかった ものについての調査結果についても併記した。 [0072] 第 4 表 [0073] [0074] Π) cc :連続铸造鋼 *4) Capped :キャップド鋼 [0075] *2) CAL:連続焼鈍 ネ 5) OCA :脱炭脱窒焼鈍(オープンコイル焼鈍) *3) BA :箱 焼 鈍 [0076] 第 5 表 (その 1 ) [0077] 再結晶焼鈍 酸洗 調質圧 PEI 密着性 (%) 泡欠陥の発生したカップ数 (個) 番 後 1 減量値 延 [0078] m 酸洗有無 圧下率 下 引 き 二回 焼鈍直後 スキンパス 圧延 成形加工 備 考 可 (g/m2) (¾) 一回掛け 掛け 酸 ^ 材 直後酸洗材 後酸洗材 [0079] 1 E 有 0.35 0.5 100 100 適^例 [0080] 2 〃 1.50 0.8 100 100 〃 [0081] 3 〃 〃 0.15 0.5 95 90 〃 [0082] 4 〃 〃 0.93 1.0 100 100 [0083] 5 〃 0.8 85 40 比較例 [0084] 6 F 有 0.11 0.6 100 92 ¾合例 [0085] 7 〃 〃 0.31 0.8 100 93 〃 [0086] 8 〃 0.7 80 44 比較例 [0087] 9 G 有 0.66 0.4 100 90 適合例 [0088] 10 〃 1.58 0.9 95 94 〃 [0089] 11 〃 〃 1.00 0.5 100 100 〃 [0090] 12 〃 0.6 73 50 比較例 [0091] 第 5 表 (その 2 ) [0092] 再結晶焼鈍 酸洗 PEI 密着性 (%) 泡欠陥の発生した力ップ数 (個) [0093] 番 後の HC1 減量値 延 [0094] 鋼 酸洗有無 圧下率 下 引 き 二回 焼鈍直後 スキンパス E延 成形加工 備 考 [0095] (g/m2) (¾) —回掛け 掛け 酸 洗 材 直後酸洗材 後酸洗材 [0096] 13 H 有 0.41 0.5 95 88 適合例 [0097] 14 〃 2.05 1.3 100 100 〃 [0098] 15 〃 Ittt 0.5 90 70 比較例 [0099] 16 E 有 0.57 0.6 100 100 適合例 [0100] 17 I 0.8 98 92 比較例 [0101] 00 [0102] 18 有 0.24 0.7 100 100 〃 [0103] 19 E 〃 10.16 0.5 100 100 0 適合例 [0104] 20 〃 〃 〃 0 [0105] 21 〃 〃 〃 〃 2 比較例 [0106] 22 〃 〃 0.05 90 35 0 〃 [0107] 23 F 〃 15.01 〃 100 100 0 適合例 [0108] 24 〃 〃 〃 〃 0 [0109] 第 5 表 (その 3) [0110] 再結晶焼鈍 酸洗 調質圧 ΡΕΙ 密着性 (¾) 泡欠陥の発生したカップ数 (個) [0111] 番 後の HC1 減量値 延 [0112] 鋼 酸洗有無 圧下率 下 引 き 二回 焼鈍直後 スキンパス 圧延 成形加工 備 考 [0113] (g/m2) (%) 一回掛け 掛け 酸 ^ 材 直後酸洗材 後酸洗材 [0114] 25 〃 〃 / 〃 〃 〃 2 比較例 [0115] 26 〃 〃 25.16 〃 92 50 0 [0116] 27 G 〃 19. 〃 100 100 0 適合例 [0117] 28 〃 〃 〃 〃 〃 〃 0 〃 [0118] 29 〃 〃 〃 〃 〃 3 比較例 [0119] 5D [0120] 30 〃 〃 65.32 〃 〃 70 0 〃 [0121] 31 H 〃 13.04 〃 〃 100 0 適合例 [0122] 32 〃 〃 〃 〃 0 〃 [0123] 33 〃 〃 〃 〃 〃 2 比較例 [0124] 34 // 9.26 0 〃 〃 0 適合例 [0125] 35 // 〃 〃 〃 〃 1 比較例 [0126] 同表より明らかなように、 いずれの鋼種についても、 再結晶 焼鈍後、 HC 1 酸洗を行った鋼板は、 HC 1 酸洗を行わなかったも のに比較して、 下引き一回掛けでもまた二回掛けの場合でも、 密着性は良好であつた。 またプレス加工後に酸洗を施したもの には泡欠陥が発生したが、 この発明に従ってプレス加工前に酸 洗を施したものについては泡欠陥の発生はなかった。 [0127] なお HC1 酸洗を行わなかったものは、 下引き一回掛けのまま では密着性は良好であっても、 二回掛けした場合には密着性が 急激に低下する傾向にあつた。 [0128] 産業上の利用可能性 [0129] この発明によれば、 素材が連続铸造鋼であっても、 脱炭キヤ ップド鐧と同等またはそれ以上の優れた密着性を有し、 しかも ほうろう欠陥の少ないほうろう用鋼板を得ることができ、 また 鋼板製造における省エネルギーおよびコスト低減にも大きく貢 献 る。 [0130] さらにこの発明に従い得られた鋼板は、 鋼板メーカー側で連 続的に酸洗できることから、 従来、 ほうろう メーカー側で行わ れていた成形加工後の小物部品に対する酸洗や Niフラッシュ等 のバッチ式の前処理工程を完全に省略することができ、 従って ほうろう メーカーでの製造工数を少なく して製造コス トを大幅 に低減し得る利点もある。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1. ほうろう用冷延鋼板を製造するに際し、 所定の成分組成に 調整した連続铸造スラブに、 常法に従って熱間圧延および冷 間圧延を施し、 ついで再結晶焼鈍後、 成形加工を施すに先立 ち、 酸洗処理を施すことを特徴とする密着性に優れたほうろ う用鋼板の製造方法。 2. 請求項 1 において、 酸洗処理における酸洗減量が 0. 1〜20. 0 g/m 2である密着性に優れたほうろう用鋼板の製造方法。
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公开号 | 公开日 US5152846A|1992-10-06| DE69022830D1|1995-11-09| CA2036374A1|1991-01-20| AU6033290A|1991-02-22| EP0434849A1|1991-07-03| EP0434849A4|1992-01-15| AU619128B2|1992-01-16| DE69022830T2|1996-03-14| EP0434849B1|1995-10-04|
引用文献:
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